法の水茎
お檀家さんがお持ちくださった菊の花。毎日の水やりが日課です。 ずいぶん花が大きく開いてきましたね。見頃を迎えています。 さて、今月の「法の水茎」も「弘法大師空海のお話」です。今回は高野山上での一休さんの逸話について書いてみました。お読みいた…
こちらの花はタイワンホトトギスでしょうか(台湾杜鵑草)。 青空に向かって上向きに花を咲かせています。 いつの間にか、すっかり秋めいた庭になりました。さて、今月の「法の水茎」も「弘法大師空海のお話」です。心の中に輝く月と、お大師さまが密教の教…
今日は彼岸の入り。朝からお墓参りの方もいらしています。名にし負う彼岸花も咲き始めました。 これから彼岸の中日に向けて、日に日に咲き出してくるのでしょう。お彼岸中、私のほうは棚経に歩きます。お盆中に伺えなかったお檀家さんのお宅をめぐります。ど…
植えたわけでもないのに夏水仙(ナツズイセン)が咲き出しました。 雨上がりの雫に濡れています。花が咲く時期に葉が無いことから「裸百合」とも呼ばれるそうです。 今月の「法の水茎」も「弘法大師空海のお話」です。今までの空海伝とは一風変わった、法力…
大雨や猛暑など、全国的に異常気象が続いています。被害に遭われた皆さまにお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復旧を心よりお祈りいたします。今日はこれまでの暑さもいくぶん治まり、心地よい風が吹き渡っています。ヤマユリが揺れています。 豪華で…
梅雨入りして雨の日が続いています。梅の実もたわわに実っています。 お寺には古木の梅が数本あります。高いところには手が届きませんが、重さにして20キロ以上は収穫できそうです。 さて、いよいよお大師さまのお誕生日が近づいてきました。今月の「法の水…
石仏様も着飾っていらっしゃるようです。 心なしか嬉しそうに見えますね。さて今月の「法の水茎」も「弘法大師空海のお話」です。お大師さまにとっての「入定」について書いてみました。お読みいただけましたら幸いです。 ※ ※ 「法の水茎」131(2023年5月号…
玄関先にある、この時期に色づく紅葉です。 秋を感じて不思議な気分になりますね。石段脇の山吹も見頃を迎えました。 お参りの方を歓迎しています。さて今月の「法の水茎」は、お釈迦様の誕生を祝う「花祭り」と、引き続いて「弘法大師空海のお話」を書いて…
気温の上昇とともに、スイセンもぐんぐん伸びてきました。 いろいろな草花が日に日に咲き出してきました。昼はウグイスや山鳩、夜はフクロウの声も聞こえてきて、鳥たちも春の訪れを待ち望んでいたかのようです。池の鯉も泳ぎ始めました。 昨年、アオサギに…
今日は涅槃会。普濟寺にある「涅槃図」を本堂に掲げました。 本日もお参りの方に見ていただけて有り難く思いました。 普濟寺蔵「涅槃図」の過去記事です。 www.mizu-kuki.work さて今月の「法の水茎」も「弘法大師空海のお話」です。唐(中国)から投じた三…
マンリョウ(万両)の実が鮮やかです。 新年を迎えて、花言葉のように寿(ことほ)いでいるかのようです。今年も成人式の時期となりました。 迎えられた皆様に心よりお祝いを申し上げますとともに、今後のご活躍を心より祈念いたします! 今月の「法の水茎」…
今朝はずいぶん冷え込みました。境内には霜柱(しもばしら)。 氷点下まで下がったのですね。いよいよ冬の到来です。 今月の「法の水茎」も「弘法大師空海のお話」です。書に秀でていた超人的なお姿を読んでみました。お読みいただけましたら幸いです。 ※ ※ …
紅葉の季節も後半を迎えています。 夕日に照らされると輝いてキレイですね。もう少し秋の風情を楽しみたいと思います。今月の「法の水茎」も「弘法大師空海のお話」です。青竜寺の恵果阿闍梨より真言密教の奥義を全て授かるまでを書いてみました。お読みいた…
ここ数日は、最低気温が一桁台に下がってきました。木々も少しずつ色づいてきて、栃木の山沿いでは紅葉の見頃を迎えているようです。お寺の境内では、今年も十月桜が咲いています。 植物は季節を違えませんね。目立ちませんが、清楚な花びらに心癒やされてい…
お彼岸の一週間を迎えています。明日はお彼岸の中日。私もお墓参りをして、ご先祖様に思いを馳せたいと思います。石段沿いの彼岸花。 どんなに異常気象が続いても、草花は季節を違えることがありませんね。まるで、お参りの方をお迎えしているかのようです。…
お盆入りの日。台風近づく空模様のもと、ナツズイセンが咲いています。 夕方には、ご先祖様をお迎えしました。炎が揺らめいています。 穏やかでお静かなお盆をお過ごしいただければと思います。さて「法の水茎」のほうは、今月から「弘法大師空海のお話」と…
夏の太陽が戻ってきたようです。 石仏さまの横顔。 お花も明るく輝いています。 先日の両親の法事で供えた花を、永代供養塔にも飾らせていただきました。 8月のお盆も近づいてきました。ご先祖様のお帰りを待ち望みます。 さて、今月の「法の水茎」は「日常…
紫陽花が見頃を迎えてきました。 色とりどりの花の色が、まるで花火のようです。さて、今月の『高尾山報』「法の水茎」は120回目となりました。書き始めてから、丸10年の月日が流れました。これまで何度か穴を開けそうになりました(父母が亡くなったときや…
雷雨の一日。池の睡蓮がキレイに咲いています。 雨を受けて艶やかです。これからますます咲いてきますね。先日、武蔵野書院「Book Guide」(2022(令和4年)early summer)が届きました。こちらが表紙です。 私の先輩の書籍が表紙を飾っています。中程には…
雨の似合う花が咲いています。 苔の絨毯に佇む仏さまも、優しいお顔をなされています。 今月の『高尾山報』は「創刊700号」「佐藤秀仁貫首晋山記念特集」となっています。こちらが表紙です。 穏やかな春の日の厳かな記念のお写真です。ますますのご加護とご…
雨上がり。心地よい朝を迎えました。 八重のサトザクラも、青空に雨の雫を乾かしているかのようです。 今月の『高尾山報』「法の水茎」は「奉仕」がテーマです。「無財の七施」の四つ目は「身施」。自分の身を捨ててでも他人のために尽くす「利他行(りたぎょ…
お彼岸初日は冷たい雨の一日となりました。本来なら今日は満月の日ですが、どうやら厚い雲の彼方に隠れてしまっているようです。先日の地震で倒れてしまった永代供養塔近くの力石。 大きな揺れでしたね。今日は雨の中を、とある方が、さっそく直してください…
庭を眺めていたら猫がのぞいてきました。 いつもの野良猫。のんびりとお散歩でしょうか。今日、2月15日はお釈迦様が亡くなられた日(涅槃会)です。普濟寺にも大きな涅槃図があります。 ありとあらゆる生きものが、お釈迦様の死を嘆き悲しんでいる様子が描か…
新年の年始回りも一段落しました。 お檀家の皆さま、ありがとうございました。本年のご健康とご多幸を心よりお祈りいたします。『高尾山報』「法の水茎」は、今回から「無財の七施」をテーマとして書いてみようと思います。最初は「眼施」。慈しみの眼や、胸…
冷え込みの厳しい朝。気温も氷点下まで下がりました。 庫裏の前にはバラが一輪咲いていました。まるで霜柱に負けまいと、白色を競っているかのようです。今年最後の『高尾山報』「法の水茎」です。これまで書き進めてきた「道」をテーマとする文章も、今月号…
紅葉の見頃も終盤を迎えています。イチョウの落葉とともに目を落とせば、地表にも可愛らしい花が咲いていました。 間もなく落ち葉のじゅうたんに、隠れんぼしてしまうかもしれませんね。さて、今月の『高尾山報』「法の水茎」も「道」がテーマです。自然の営…
今日あたりから気温が下がってくるようです。来週月曜日は十三夜。澄んだ空気の中で、どのようなお姿を見せてくれるでしょうか。庭先で少し色づいた紅葉を見つけました。 今は緑とのコントラストが楽しめる時期でもありますね。これから来月にかけて、一日一…
今日一番、庭で目立っていたお花です。 夕方にはしぼんでしまう一日花。素敵な姿を見せてくれてありがとうございました。 今月の『高尾山報』「法の水茎」も「道」がテーマです。月の運行する道(白道)や、心の中に現れる月を静かに観じる月輪観(がちりん…
お墓に百日紅(サルスベリ)が咲いています。 樹齢はどれくらいでしょう。成長は遅いようなので100年は超えているかもしれません。お墓参りの際にでもご覧いただければと思います。今月の『高尾山報』「法の水茎」も「道」がテーマです。星の運行する道(星…
梅雨明けとともに猛暑がやって来ました。 八重桔梗も夏の日差しを浴びています。 今月の『高尾山報』「法の水茎」も「道」がテーマです。お盆に向けての道を整える「盆路」や、無常の教えの先(あるいは中)にある「中道」について書いてみました。お読みい…