坊さんブログ、水茎の跡。

小さなお寺の住職です。お寺の日常や仏教エッセーを書いてます。

鏡餅は残っていました。

本堂前の寄せ植え。 厳しい冷え込みに、ちょっと元気がないようです。なんとか冬を乗り切ってほしいです。間もなくの春を前に、地元では野焼きが行われました。 消防団の皆さまお疲れ様です!遠くからも炎がよく見えますね。バチバチと燃え上がる音も聞こえ…

古写真の御供養

朝から雨の一日。枝先のつぼみにも、たくさんの雫が寄り添っていました。 最近は乾燥していたので、良いお湿りになったのかもしれません。 お‐しめり【▽御湿り】時期・降雨量の適当な雨。乾燥した地面を湿らす程度に降る雨。『デジタル大辞泉』「御湿り」の…

自動車の御祈祷を行いました。

曇り空の一日。ミツマタの小花が可愛らしく咲いています。 みつまたの花雪片の飛べる中(山口青邨) せっ‐ぺん【雪片】雪のひとひら。雪の結晶体が互いにいくつか付着して、ある大きさになったもの。『デジタル大辞泉』「雪片」の項 牡丹雪ならぬ、みつまた…

『和歌文学研究』第123号(2021/12/10)の「会員新著紹介」に『法の水茎』が掲載されました!

小寒を過ぎて、少しずつ日が長くなってきたようです。今日は夕焼けがキレイでした。 先日、『和歌文学研究』第123号(2021/12/10)が届きました。 その「会員新著紹介」に『法の水茎』(武蔵野書院、2021/03/11)が掲載されました。研究書ではありませんが取…

「無財の七施」のお話① ~ 眼施、相手を分け隔てなく思いやりの心で見つめる眼差し ~

新年の年始回りも一段落しました。 お檀家の皆さま、ありがとうございました。本年のご健康とご多幸を心よりお祈りいたします。『高尾山報』「法の水茎」は、今回から「無財の七施」をテーマとして書いてみようと思います。最初は「眼施」。慈しみの眼や、胸…

謹んで新年の御挨拶を申し上げます。

謹んで新年の御挨拶を申し上げます。令和の御世も4年目となりました。 元日は風の強い一日でしたが、心なしか春の日差しを感じます。昨年よりは新型コロナウィルスも落ち着いているようですが、まだまだ予断を許さない状況でもあります。皆様におかれまして…

祈りの写経 ~ お世話になった方々を思い浮かべながら ~

年の瀬も押し迫って参りました。 いろいろと慌ただしくしておりますが、一夜飾りにはならないよう、明日は竹を切って門松を立てたいと思います。 いちや‐かざり【一夜飾り】門松などを大晦日(おおみそか)に飾りつけること。年神(としがみ)に対して誠意に…

200年前の古文書 ~ 御本尊再建への思い ~

冬至を迎えました。柚子もたわわに実っています。 今日の主役ですね。御利益にあずかって身体を温め、この冬を乗り切りたいと思います。 新年を前にして片付けをしながら、古い文書を取り出してみました。 「普濟寺本尊再建御施主名前帳」「文政三年(1820)十…

「道」のお話⑭~ 正直の道、誰にでも誇れる財産 ~ 「法の水茎」114

冷え込みの厳しい朝。気温も氷点下まで下がりました。 庫裏の前にはバラが一輪咲いていました。まるで霜柱に負けまいと、白色を競っているかのようです。今年最後の『高尾山報』「法の水茎」です。これまで書き進めてきた「道」をテーマとする文章も、今月号…

隣接する土地の問題が解決しました。

12月8日は、お釈迦さまが悟りを開かれた成道(じょうどう)の日です。ご恩に感謝して、朝から手を合わせました。 師走の庭に目を移せば、色づいた紅葉が一本だけ残っていました。これから落ち葉の後片付けをしながら、秋の名残を楽しみたいと思います。先日…

イチョウの枝がスッキリしました!

先週のお寺です。イチョウもモミジも葉を落としました。 枝が軽くなったので、今年度のお寺の事業計画に入っていたイチョウの刈り込みを行いました。前回の剪定は2009年なので、もう12年になります。まずは、梯子を掛けます。 上に登っての作業(もちろん私…

『武蔵野文学』第69集(武蔵野書院、2021/11/30)に『法の水茎』の紹介が掲載されました!

雨上がりの一日。参道に季節外れの花が咲いていました。 初夏の花。ホタルブクロがうつむいていました。『武蔵野文学』第69集(武蔵野書院、2021/11/30)が届きました。 (武蔵野書院ブログより) fd10.blog.fc2.com 『法の水茎』(武蔵野書院、2021/03/11)…

本堂の柱の修復

雨の一日。こちらは昨日の色づいた木々です。 嵐の後も残っているでしょうか……今週末は、落ち葉の後片付けに追われそうです。前から気づいてはいたのですが、本堂内の柱と長押(なげし)との間に隙間が空いていました。 なげし【▽長▽押】日本建築で、柱から…

新車の交通安全祈願を行いました

青空の下の紅葉。あえて逆光で撮ってみましたがいかがでしょうか。 本堂の周りも色づいています。 大きなイチョウもキレイに黄葉しました。風が吹く度にハラハラと舞っています。 ただ、今夜からの雨で多くは散ってしまうでしょうね。紅葉の見納めをしながら…

四国八十八箇所霊場の額を本堂内に掲げました。

今日も穏やかな秋晴れの一日。 石段のイチョウとモミジも光り輝いています。先日御奉納いただいた四国八十八箇所霊場の額を本堂内に掲げました。 親子2代にわたる信仰の証。有り難いですね。(過去記事です) www.mizu-kuki.work 反対側にはもう一つの額。 …

念仏講の掛け軸をお預かりしました。

朝晩の冷え込みに、紅葉も進んできました。 イチョウの黄色も鮮やかですね。この度、地元の念仏講「金枝4班 念仏保存会」様より掛け軸など一式をお預かりしました。 念仏講 ねんぶつこう念仏を唱えることを契機として結成されている講。普段は毎月、日を決め…

「道」のお話⑬~ まことの道、 自然の中に「真の友」を見出す~ 「法の水茎」113

紅葉の見頃も終盤を迎えています。イチョウの落葉とともに目を落とせば、地表にも可愛らしい花が咲いていました。 間もなく落ち葉のじゅうたんに、隠れんぼしてしまうかもしれませんね。さて、今月の『高尾山報』「法の水茎」も「道」がテーマです。自然の営…

道幅を広げました~ 庫裏の裏手へ続く道 ~

朝は冷えましたが、秋晴れの一日でした。 お墓からは遠くの山まで見渡せます。この度、参道の道が少し広がりました。道の右のほうの色が変わっている部分です。お分かりになりますでしょうか。 これで少し大きめの車でも通れるようになりました。庫裏の裏手…

学会で発表しました ~ 日本密教学会(於・真言宗豊山派宗務所) ~

気持ちの良い秋晴れが広がっています。お寺の紅葉も進んできました。 モミジ越しのイチョウです。キラキラ輝いていますね。こちらはお墓に向かう道。 キレイですね。お地蔵様も眺めていらっしゃるでしょうか。 永代供養塔への小道も艶やかなトンネルです。 …

大学での授業 ~ 対面・オンライン・ハイブリッド ~

参道に野菊が咲いています。 可憐な花ですね。朝は白露のように、花がキラキラ輝いています。先日、大東文化大学でのオープンカレッジが一区切りとなりました。こちらが2021秋のパンフレットです。 私は『徒然草』を最初から読み進めています。もう何年にな…

「道」のお話⑫~ 雲の道、心の雲を消し去り「光の雲」に包まれる ~ 「法の水茎」112

今日あたりから気温が下がってくるようです。来週月曜日は十三夜。澄んだ空気の中で、どのようなお姿を見せてくれるでしょうか。庭先で少し色づいた紅葉を見つけました。 今は緑とのコントラストが楽しめる時期でもありますね。これから来月にかけて、一日一…

十一面観音菩薩をお厨子にお収めしました。

10月に入って、その名の通り十月桜が咲いています。 春と秋の2度咲く桜。小さくて目立たないですが、綺麗に咲いています。皆さまにご覧いただければと思います。お寺には、不思議な伝説を持つ十一面観音菩薩が安置されています。 (過去記事です) www.mizu…

はじめての入院手術。無事に退院いたしました。

彼岸明けの日、彼岸花がまだ咲いていました。 というのも、私事ながらお彼岸中はずっと入院をしていたので、久しぶりのお寺の庭です。前々から予定されていた入院。コロナ禍で日程の調整もありましたが、無事に手術もしていただきました。 こちらは手術後の…

「道」のお話⑪~ 月の道、心の月を清らかに ~ 「法の水茎」111

今日一番、庭で目立っていたお花です。 夕方にはしぼんでしまう一日花。素敵な姿を見せてくれてありがとうございました。 今月の『高尾山報』「法の水茎」も「道」がテーマです。月の運行する道(白道)や、心の中に現れる月を静かに観じる月輪観(がちりん…

水月会「会報」159号(令和3年8月1日)に掲載されました!

今日は久しぶりに暑さが戻ってきました。稲刈りのコンバインの音も聞こえてきます。親戚の方が、植物を持ってきてくれました。 庭のグランウドカバーになるそうです。 グラウンド‐カバー【ground cover】地面を覆うように生える匍匐(ほふく)性の植物。シバ…

活版の名刺を追加注文しました。

可憐な花が咲いています。 自粛生活の中で、身近な草花の変化に目がとまります。昨年から人と会う機会が減っているのですが、手持ちの名刺が少なくなってきたので追加注文してみました。名刺は活版印刷で、このような文字です。 活版印刷活字を使い、文字を…

香炉の灰

残暑厳しい庭先に紫陽花が咲いています。 この時期に珍しいですね。お盆も梅雨時のような天候が続きましたが、季節が逆行したかのような不思議な気持ちになります。お寺の本堂には、いろいろな仏具がありますが、その中の1つに香炉があります。 こう‐ろ〔カ…

先代の命日

残暑が戻ってきました。 今日は先代(父)の命日。入院していた父の足を最後にさすった日から5年の月日が流れました。昼過ぎに、お墓参りをしました。 お線香の煙が立ち上ると気持ちいいですね。俳句が好きだった先代。高尾山薬王院では星野立子先生に習って…

初盆が終わりました~ 棚経と珍しい御札 ~

今日も雨の一日です。午前中はスリランカとモンゴル出身の方がお参りに来られました。国際色豊かですね。とても信心深い方々でした。母の初盆も終わりました。今年は、夏とは思えないほど肌寒いお盆でした。まるで梅雨時期のように雨が降り続きました。 冷え…

母の初盆~ 棚経にも参ります ~

道路に面したところに、一輪の百合が咲いています。 道路に面した山門の入り口です。 ここに咲くのは初めて見ました。何となく嬉しくなりますね。今年は雨のお盆。私はこれから棚経に参ります。昨年同様に、玄関先の読経で失礼いたします。 (昨年の過去記事…