2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧
白ピンクの美しさです。 常緑ヤマボウシ 昨年植えていただいた常緑ヤマボウシです。通常のヤマボウシと違って、1年を通して葉が生い茂っています。まだまだ流通が少ないようです。この時期はどうしてもアジサイに目が行きますが、庭のシンボルツリーとして、…
やっと最新号まで来ました。これまでお付き合いいただきまして誠に有り難うございました。これから「法の水茎」のほうは、月1回の更新を目指していきたいと思います。 お地蔵さま お地蔵さまもお花を前にしてうれしそうですね。いつも見守りくださりありがと…
毎年恒例の高尾山法類会に出席しました。途中、中央線が止まるなどのアクシデントがありましたが、遅れながらも何とか八王子駅にたどり着きました。 伊奈喜 法類同宗・同派に属し、近密な関係にある寺院または僧侶。『日本国語大辞典』より 高尾山薬王院には…
今日は夏至です。本格的な夏を前にして、これから少しずつ日が短くなっていくのですね。ご法事で夏至と仏教について話そうかと思いましたが、春分・秋分・冬至と違って、なかなか思いつきません。「夏」(げ)という言い方から、何か関わりがありそうですが……
アジサイが見頃を迎えています。 アジサイ(紫陽花) 同じアジサイでも、一日一日、微妙に色合いが変わっています。昨日とは別の花を見ているかのように映るのは、不思議なものですね。 今回の文章は、「無常」をテーマとして、自然の中に無常を感じることの…
今日は暑い一日でした。全国の100地点以上で、真夏日を観測したそうです。 ホタルブクロ 玄関脇にホタルブクロがうつむいて咲いています。たくさんの風鈴が並んでいるようで、風に揺れると涼しさを感じます。 今回の文章は、「無常」をテーマとして、不動明…
昨夜は雷雨に見舞われました。局地的な大雨でした。 睡蓮 睡蓮(スイレン)は眠っていたのでしょうか……何事もなかったかのように完璧な花を咲かせています。白い花を午後、未の刻ごろ(13~15時頃)に咲かせることから、睡蓮と名づけられたそうです。 今回の…
ピーヒョロロロロ… トンビ 羽ばたく3羽の鳴き声が聞こえてきます。輪を描きながら舞い上がっていきました。私もトンビのように、少しでも上昇気流に乗ることができればと思います。 今回の文章は、「無常」をテーマとして、前世からの因縁について書いたもの…
昼頃まで風の強い一日でした。 黒猫 いつもの黒猫もお散歩中のようです。風の吹くまま気の向くままでしょうか。 今回の文章は、「無常」をテーマとして、「思いやり」の新芽を準備することについて書いたものです。 ※ ※ 「法の水茎」78(2018年12月記) 雪降…
アジサイには雨が似合います。 紫陽花(アジサイ) アジサイの花言葉の一つに「無常(むじょう)」があります。色が「七変化」するところから名づけられたのでしょう。 今回の文章は、「無常」をテーマとして、「飛花落葉」を感じることの大切さについて書いた…
千葉県成田市の成田高校では、毎年「宗教講話会」という行事が行われます。目的は、生徒さんたちに仏教に慣れ親しんでもらおうというものです。 ちなみに、過去5年間の講師の先生と演題です。 平成26年 山﨑照義僧正「いのち尊し」平成27年 中山照玲先生「成…
池の上にヤマボウシの花が咲いています。 ヤマボウシ(山法師) ヤマボウシ(山法師)は、白い部分を僧兵の頭巾に見立てて名づけられました。今回の文章は、「無常」をテーマとして、『徒然草』に見る「不完全な美しさ」について書いたものです。 ※ ※ 「法の…
本堂からの眺めです。 参道 雨の重みで、モミジの葉も垂れ下がっています。いつもより緑色を感じるお庭です。 今回の文章は、「無常」をテーマとして、『方丈記』と『無常安心章』「白骨の御文章(御文)」との類似などについて書いたものです。 ※ ※ 「法の…
梅雨入りして、お寺もしっとりと潤っています。 雨の参道 雨上がりには、ホトトギスの声もお山全体に響き渡っています。先日までは鶯だったのに、季節の移ろい早いですね。 今回の文章は、「無常」をテーマとして、『方丈記』序章に見られる「滅びを重視した…
庭を歩いていても、やはり睡蓮には目がとまります。 睡蓮 まるで絵に描いたような姿です。1人で見るのが、もったいない気分になります。今回の文章は、「無常」をテーマとして、「いろは歌」に込められた「無常の心」について書いたものです。 ※ ※ 「法の水…
帰宅すると、玄関先のバラが迎えてくれました。 薔薇 野バラでしょうか。飾り気のない、素朴な姿にも心癒やされます。今回の文章は、「無常」をテーマとして、『平家物語』などに語られる「諸行無常」について書いたものです。 ※ ※ 「法の水茎」72(2018年6…
赤のカルミアです。 カルミア お寺には白もあります。紅白のカルミアは見ごたえがあります。カルミアという名前は、スウェーデンの植物学者、ペール・カルムにちなんで命名されたそうです。今回の文章は、六道の「天道」をテーマとして、人間界よりも苦しみ…
まだら模様の紅ウツギです。 ウツギ(空木) ウツギにはいろいろな種類があります。外からは見えませんが、幹が中空だから空木(ウツギ)と名づけられました。卯の花・卯木(ウツギ)とも呼ばれる、初夏の風物詩です。 今回の文章は、六道の「人道」をテーマ…