坊さんブログ、水茎の跡。

小さな寺院の住職です。お寺の日常や仏教エッセーを書いてます。普濟寺(普済寺/栃木県さくら市)住職。

2021-02-01から1ヶ月間の記事一覧

お位牌(白木)の話

今朝は霜が降りました。水道も凍ってしまいました。まだまだ冷え込みが厳しいですね。さて、お位牌の話をしたいと思います。 【位牌】いはい死者の戒名・法名などを記した木の札。禅僧によって中国からもたらされ、江戸時代に一般化した。『デジタル大辞泉』…

山門の石柱

春を通りこして初夏のような一日でした。 昨日までは霜が降りていたので、玄関先の福寿草も驚いているのではないでしょうか。うれしそうに花を咲かせています。こちらは、お寺の山門の石柱です。 「眞言宗智山派 三光山普濟寺 髙尾山大僧正 秀順書」とありま…

「道」のお話④~ 「薪の道」は「清貧の道」、清らかで心豊かな生活 ~ 「法の水茎」104

梅の花に春雨が降り注いでいます。 2月15日(今年の旧暦では3月27日)は、お釈迦様が入滅なされた日です。 【入滅】にゅうめつ[名](スル)滅度すなわち涅槃にはいること。釈迦(しゃか)の死、高僧などの死にいう。『デジタル大辞泉』「入滅」の項 お寺にも…

お墓の基礎工事が始まりました。

しだれ梅も、つぼみが大きくなってきました。 暖かな日は、池の鯉も動くようになってきました。今日は大安吉日あり、お墓の鍬入れから、土を掘り起こす基礎工事が始まりました。 鍬入(くわいれ)(2)開墾、植樹、工事などを始めるに際して、はじめてその土地…

【書面での決議】喜連川仏教会総会

池の側のしだれ梅。 山門前の寒紅梅より遅れて、数輪が咲き出してきました(風に揺れて写真がボケてしまいましたね)。毎日眺めるのが楽しみです。さて、毎年この時期に行われる「喜連川仏教会」の総会は、今年は書面決議といたしました。会食はもちろんです…

【縮小して行います】普濟寺恒例の春季大護摩祭

本日は立春。参道の紅梅も少しずつほころんできましたが、寒い一日でしたね。 その向こうに見えるのは、すっかり葉を落としたイチョウの木です。そろそろ枝の刈り込みをしなければならないようです。今日は午後からお寺の役員会を行いました。お忙しい中、総…