坊さんブログ、水茎の跡。

小さなお寺の住職です。お寺の日常や仏教エッセーを書いてます。

スポンサーサイト

お寺のこと

街道沿いの庚申塔

寒い中、猫が丸まっていました。 お寺には、何匹かの猫が遊びに来ているようです。昨年の話になりますが、近所の道路の拡張工事が終わりました。合わせて、工事期間中の一時だけ移転していた石塔の供養を行いました。 隣町との境界の辺りにあります。お地蔵…

お寺の棟札(むなふだ)を調べてみました。

本堂前の紅梅が咲き出しました。 「梅一輪 一輪ほどの 暖かさ」今日は強風が吹き荒れていますが、心なしか心が温かくなりました。さて、お寺には、普済寺を建てた際に記した「棟札」が遺されています。 【棟札】むなふだ 建築物の棟上(むねあ)げまたは改築…

日本のお城~「金枝城」の縄張り図を描いてくださいました~

石段を登ると紅葉に目が留まります。 花の少ないこの時期は、色づいた木の葉にも心惹かれます。最近、渡邉敬『日本のお城 縄張図集』(山城出版、2019年12月1日)を購入しました。 「編集後記」によれば、渡邉さんは17年の歳月をかけて、全国430城の縄張図を…

小さな石碑に込められた想い~観音堂の3つの石~

昨日は風のない穏やかな一日でした。 寒椿(カンツバキ)が次々と咲いています。大きな葉っぱの間から、向こうの景色を覗いてみます。 お地蔵様の隣にあるのは如意輪観音堂です(子どもの頃は馬頭観音堂かと思っていました)。江戸時代から続く女性の信仰を…

道と川に沿った信仰

冬枯れの中に春を探してみました。 蝋梅(ロウバイ) 小さな満月ロウバイの蕾がほころび始めました。花の中心にある満月のような輪を、そろそろ見せてくれるでしょうか。明日は地域の、どんど焼き(左義長)です。 どんと焼き門松、注連縄(しめなわ)などの…

御年始まわりをめぐって

穏やかな一日です。 高原山 空気が澄んで、遠く高原山(標高1,795m)が見渡せます。雪はそれ程積もっていないようです。今年のお正月は暖かで過ごしやすかったのですが、春先の水不足が心配されます。山門から視線を左に移すと、日光連山がそびえています。…

御檀家まわりを終えました。

今日は風が冷たい1日です。山に降った雪が、平野に吹っ掛けてくるかもしれません。 松の内も後半となりました。関東では6日の夕方か7日に門松を片付けることが多いようです。毎年のことではありますが、あっという間の年末年始でした。2日から始めた御檀家さ…

これから年始まわりに伺います。

今朝も冷え込みました。今年は晴天に恵まれたお正月です。 こちらは初日の出ではなく、昨日の初日の入りです。数年前から初日の入りを写真に収めて手を合わせています。何となく心がひかれます。今日2日からは、数日かけて御年始まわりです。 ねんし‐まわり…

謹んで新年の御挨拶を申し上げます

謹んで新年の御挨拶を申し上げます。 正月の普濟寺の本堂。 竹と松と南天で門松を立てました。 縄は、七・五・三で結びました。 しめ‐なわ【注連縄・標縄・七五三縄】地域を区切るための目じるし、または出入禁止のしるしとして張りめぐらす縄。特に、神前や…

半畳(二畳台)を御奉納いただきました。

歳末の日曜日。お墓参りの方々を見かけます。私もお墓を歩いてみると、 ミツマタ ミツマタの蕾を見かけました。春はもうすぐですね。 ミツマタ定義和紙の原料にするため,畑に栽植する落葉低木.被子植物門 双子葉類(綱) ジンチョウゲ科中国原産.高さ約1…

お寺の御朱印帳を作りました。

玄関先のナナミノキ。 ナナミノキ 赤い果実が目を引きます。ナナミノキという名前は、果実が美しいという意味で「七実の木(ななみのき)」「名の実の木(なのみのき)」から名づけられたとも言われます。関東地方では珍しい植物でしょうか。。。 ナナミノキ…

薬師堂の外廊下を修理しました。

ほころび始めたロウバイ(蝋梅)の木に、カラスウリ(烏瓜)が絡みついています。 カラスウリ 朱色の実に目が留まります。今日は冬至。夏のお盆のホオズキ(鬼灯)のように、真っ暗闇を照らしてくれるでしょうか。 冬至(とうじ)一年で夜の時間が最も長くな…

根来寺の信仰、興教大師覚鑁のお姿

冬至が近づき、ずいぶん日が短くなりました。午後4時を過ぎるともう真っ暗です。 山門の明かりを灯しても。。。暗いですね。この時期はなるべく早めのお参りをオススメいたします。夏にお堂をお掃除しながら目にした掛け軸。Facebookのほうでコメントをいた…

如意輪観音の石仏、十九夜講の女性の信仰。

今日も氷点下の朝を迎えました。霜が朝日にきらめく中、真っ赤なバラが咲いています。 薔薇 歌の歌詞ではありませんが、寂しかった庭が明るくなりました。お寺の山門を入ると、バラのように艶やかな前掛けをした六地蔵尊がお出迎えです。右に曲がると山門に…

お寺でドローンを飛ばしていただきました。

ここ数日は関東地方北部を震源とする地震が多いようです。先ほども栃木県北部で震度4の揺れを観測しました。 高原山 今日は高原山も遠く眺めることができましたが、この辺りの地下が活発化しているのでしょうか……少し心配です。 山門の木々もすっかり葉を落…

台風で被害を受けた池の補修工事を行いました。

先週は見頃を迎えていた普濟寺の紅葉。 寺前橋から ここ数日の雨に打たれて、ハラハラと散っています。 紅葉のジュータン 散り敷く庭も美しいですね。錦のジュータンのようです。もう少し眺めたら、きれいに掃き清めようと思っています。さて、先月の台風で…

パワーストーン。木の化石の台座を奉納いただきました。

午前中の山門。紅葉を通った木漏れ日が、石段に降り注いでいます。 週末は天候もぐずつくようです。青空のもとでの紅葉狩りも、今年は終わりでしょうか。さてお寺の本堂には「木の化石」を置いています。「木化石」(もっかせき)とか「珪化木」(けいかぼく…

普濟寺コンサート~縁~、箏と三味線の音色に包まれた昼下がり。

玄関先にツバキが咲きました。 ツバキ 淡いピンク色が控え目です。立冬を過ぎて、少しずつ冬の足音も近づいてきました。11月10日(日曜日)に、普濟寺コンサート~縁~を行いました。演奏家の田辺明さんをお招きしての、箏&三味線の演奏会です。 山門から …

水神様が住まう清水で、井戸埋めの祈願をさせていただきました。

紅葉を前にして、秋菊が咲いています。 菊(キク)の語源は、「一年の最後に咲く花」という意味の「窮まる(きわまる)」からとも言われます。思えば、今年ももう残り2ヶ月となりました。大安の今日。近隣のお宅で、井戸埋めの祈願をさせていただきました。5…

10年ぶりの法要で父の冥福を祈りました。

石段脇の柚子の木。たわわに実っています。 柚子の木 トゲに気をつけながら、少しずつ収穫したいと思います。先日、近隣の多くのお坊様方が集まって、10年ぶりとなる法要が営まれました。 正式名称は、真言宗智山派栃木北部教区壇信徒連絡協議会「会員物故者…

永代供養のお墓をめぐって

駐車場の傍らに十月桜が咲いています。 十月桜 4月上旬と10月頃の年2回咲く桜です。目立ちませんが、咲いてくれると嬉しくなります。さて、最近はお墓事情も変わってきたようです。この辺りでも、永代供養のお墓についての話題が出るようになってきました。 …

喜連川仏教会の研修旅行。高尾山薬王院を参拝しました。

台風19号が過ぎ去った15日、高尾山薬王院を参拝してきました。 地元の「喜連川仏教会」という集まりの日帰り研修旅行です。総勢32名。普濟寺は高尾山薬王院の法類寺院です。私を含め、総代さんなど7名が参加しました。喜連川仏教会は、旧喜連川町にあるお寺…

台風19号の爪痕

大型の台風19号による暴風雨。深夜のエリアメールで、近くを流れる江川が氾濫したことを知りました。 さくら市からのエリアメール すぐには避難できなかったので、少しでも裏山から遠い部屋で眠ることにしました。ただ、崖崩れなども心配でなかなか寝付けま…

杉の木を伐採しました。

本堂前のコルチカム。 コルチカム 秋のお庭を彩るお花です。 空に向かって可憐に咲いています。そんな中、台風19号が関東地方に近づいてきました。大型で非常に強い台風です。 台風進路図 青丸が自坊のあたりです。朝の予想では、ちょうど真っ直ぐこちらに向…

古井戸を埋め戻すお祈りをさせていただきました。

彼岸明けから咲き出した彼岸花も終わりを迎えています。 漢字で「旬」は10日間を表しますが、次の季節へと移ろってきました。今日は午後から、近隣の旧家にお邪魔してきました。 田園風景が広がる、眺めの良いお宅です。 この度、リフォームを行うにあたり、…

お堂が動物(ハクビシン)の寝床となっていました。

庭のツリバナの実が鮮やかです。10月を迎えて、晩夏から秋に移ってきました。 ツリバナ 赤い実が垂れ下がってくることから、ツリバナ(吊り花)と名づけられました。花言葉は「片思い」。これから葉っぱも色づいてくるでしょう。控え目にうつむく実も、ます…

納経をいただきました。

本堂前に白芙蓉が咲いています。 白芙蓉 花言葉は「繊細な美」。今日一日で終わる「一日花」に愛おしさを感じます。お参りくださった女性が、写経を納めてくださいました。 のう‐きょう[ナフキャウ] 【納経】 現世の安穏や来世の幸福を祈り、また死者の追…

お盆とお彼岸の熨斗袋(のし袋)について

秋晴れのよいお天気です。 柿の実も色づいてきました。お盆の棚経の続きとして、お彼岸にお檀家まわりをして頂いたお布施を、御本尊様にお供えさせていただきました。日頃より普濟寺の護持運営にご協力くださり心より御礼申し上げます。薬師堂の修理など、寺…

父の四国八十八ヵ所巡礼記

台風による停電や断水などのニュースに触れるたびに心が痛みます。大きな被害を受けている千葉県を中心とする皆さまの心痛いかばかりかとお察し申し上げ、一刻も早く元通りの日常が戻りますことを心よりお祈り申し上げます。台風後の栃木県は、真夏のような…

普濟寺の歴史を書いてみました。

台風が過ぎ去って暑さが戻ってきました。今日は、木の葉が散らかった境内のお掃除です。 水屋 濁っていた水屋も洗いました。写真は、最近新しくした手桶の棚です。今までは竹を組み合わせたものでしたが、これでずいぶん頑丈になりました。さて、普濟寺には…

スポンサーサイト