坊さんブログ、水茎の跡。

小さな寺院の住職です。お寺の日常や仏教エッセーを書いてます。普濟寺(普済寺/栃木県さくら市)住職。

秋晴れのもとでのご法事とご納骨


手水舎に佇む仲良しの石仏。


仲良しのトンボも休んでいました。

昨日はご夫妻のご法事とご納骨をさせていただきました。

 


13回忌と50回忌です。
「二世の契り」とも言われますが、あちらの世界でも一緒に歩まれていますね。

妹背は二世の契り
来世までも連れ添おうという夫婦の約束。「二世」は現世と来世。
『故事俗信ことわざ大辞典』より

新しい連名のお位牌にもなされたので、合わせて開眼供養も執り行いました。
同じものではありませんが、このようなとても素敵なお位牌でした。

ウオールナットが落ち着いた色合いで、木の温もりが感じられました。
肌触りも良いものでした。

(お帰りの際に「茶湯器」をお渡しさせていただきましたが、既にお決まりのものがあるようでしたら、御仏壇の雰囲気もあるでしょうし、お使いにならなくても大丈夫です)

ご法要の後は、永代供養塔に移動してご納骨です。
秋晴れの気持ちの良い風が吹き抜けていました。


近くの柚子もたわわに実っています。


調べたところ、柚子の北限は東北地方南部と言われているのですね。
いくつか差し上げれば良かったと反省しています。

その後は庫裏のほうに移動して、いろいろとお話しさせていただき有り難く思いました。

こちらは今朝の永代供養塔です。


昨日お供えくださったお花が綺麗に咲いています。
あらためて手を合わせてご冥福をお祈りいたしました。引き続き御供養させていただきます。小島様におかれましては大変お世話になりました。ありがとうございました。




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最後までお読みくださりありがとうございました。