被災なされた皆様。心よりお見舞い申し上げます。
元日の夕方に起こった能登半島地震。日を追うごとに被害の状況が明らかとなり、被害の状況がニュースで映し出される度に胸が締めつけられる思いです。言葉になりません……一日も早く元の日常が戻りますよう願うばかりです。
かつて経験した東日本大震災での被害も思い出されました。
過去記事です。
こちらは元旦0時の御本堂です。
昼間は暖かでしたが風の強い一日でした。
2日からは御年始まわりということで、お檀家さんのお宅にご挨拶に伺いました。この度も多くの皆様とお話しさせていただき有り難く思いました。
謹啓
普濟寺壇信徒の皆様におかれましては、ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
令和の御世も六年目となりました。例年よりも暖かな年末年始を迎えておりますが、いかがお過ごしでしょうか。新型コロナウィルスは収束に向かっていますが、インフルエンザのほうが猛威をふるっているようです。皆様におかれましては、引き続きの体調管理と対策をお願いいたします。
今年は十二支の五番目の辰年です。「辰」の文字の由来は「震」。どちらの漢字も「しん」と読みます。十二支の中では唯一の想像上の生き物で、天を震って駆ける辰(龍)になぞらえたと言われています。本来の干支では「甲辰(きのえたつ)」と言い、「甲」は十干の一番目の文字で、物事の「はじまり」を意味し、「辰」は全てが成長して盛んになる時とされます。令和六年は「物事のはじまり」(種まき)と「大きな成長」(変革)の年となりそうです。
昨年、令和五年は真言宗を開かれた弘法大師空海(お大師さま)がお生まれになってから一二五〇年の記念の年に当たりました。全国のお寺ではさまざまな行事が営まれ、普濟寺においても巡礼の方にお参りいただいて御詠歌をお唱えいただきました。
普濟寺においては、今年も春夏二回の行事を予定しております。春の大護摩祭は、三月九日(土)に執り行います。皆様の家内安全、また厄年に当たられている方の厄除や、疫病退散・世界平和などのご祈祷を行います。夏のお施餓鬼会は、八月三日(土)に執り行います。お檀家の皆様のご先祖様を御供養いたします。
皆様におかれましては今後とも変わらぬお支えをたまわりますようお願い申し上げます。
時節柄、お身体を大切に、くれぐれもご自愛くださいますようお願い申し上げます。
謹言
令和六年正月
三光山清光院普濟寺
住職 髙橋秀城
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最後までお読みくださりありがとうございました。