千葉県成田市の成田高校では、毎年「宗教講話会」という行事が行われます。目的は、生徒さんたちに仏教に慣れ親しんでもらおうというものです。
ちなみに、過去5年間の講師の先生と演題です。
平成26年 山﨑照義僧正「いのち尊し」
平成27年 中山照玲先生「成田山の始まりと寛朝大僧正」
平成28年 福田照塔僧正「成田山の歴史について」
平成29年 矢板秀臣先生「仏教と幸福」
平成30年 湯浅吉美先生「研究という仕事」
今年(令和元年)は、私が「文学の楽しみ」という演題で講話をさせていただきました。高校2・3年生が対象で、先生方を含めて650名ほどでした。
これほど大勢を前にすると、やはり緊張しますね。
先日訪れた太宰治の生家や地獄絵の話、『方丈記』や「いろは歌」などについて、80分ほどお時間を頂戴しました。
学生さんは普段の授業50分ということで、いつもより長丁場でしたが、大学の講義の練習も兼ねて、しっかりと聞いてくださいました。私自身、生徒さんからたくさんの元気をいただきました。貴重な経験をさせていただき感謝しています。
成田高校の先生方、ならびに成田山新勝寺の皆様にも、たいへんお世話になりました!
ありがとうございました。