ミズバショウが咲いていた場所がカキツバタに変わりました。 杜若(カキツバタ) カキツバタの響きを聞くと、ついつい『伊勢物語』9段の「東下り」を思い出してしまいます。「唐衣 着つつなれにし つましあれば はるばる来ぬる 旅をしぞ思ふ」 今回の文章は…
バラも咲いてきました。 バラ これから日に日に咲き揃いそうです。庭が明るくなりますね。 今回の文章は、八正道の「正念(しょうねん)」をテーマに、正しく真理を追い求めることについて書いたものです。 ※ ※ 「法の水茎」62(2017年8月記) 荻の葉の そよ…
雨雲が去って日差しが戻ってきました。 参道のお地蔵様 「いまここにしかない わたしのいのち あなたのいのち」お地蔵様の光背に刻まれています。今回の文章は、八正道の「正精進(しょうしょうじん)」をテーマに、正しく励むことについて書いたものです。 …
強い雨が打ち付けています。 お地蔵様と菖蒲 アヤメ(菖蒲)には雨が似合います。お地蔵様と居並んでいるようです。お地蔵様の肩に降りかかる雨を、アヤメが受け止めているのでしょうか。 今回の文章は、八正道の「正命(しょうみょう)」をテーマに、正しい…
昨日は近くのお寺(慈光寺さん)で行われた大般若転読(だいはんにゃてんどく)という法要に出仕しました。 大般若転読だいはんにゃてんどく仏事の法要名。大般若経600巻を短時間に読み上げる法要。そのために,たとえば30人の職衆(しきしゆう)に20巻ずつ…
ヒメウツギを見つけました。 ヒメウツギ ウツギ(空木)よりも、ほっそりとしているからヒメウツギ(姫空木・姫卯木)と名づけられたそうです。古くから親しまれてきた初夏を飾る花です。今回の文章は、八正道の「正業(しょうごう)」をテーマに、正しい行…
野菜も育っています。 さやえんどう さやえんどうです。花が咲きました。いくつか収穫して食卓にのせて楽しんでいます。 今回の文章は、八正道の「正語(しょうご)」をテーマに、正しい言葉遣いを心がけることについて書いたものです。 ※ ※「法の水茎」58(…
石段を登り切ったところに咲いている小さな花。 可憐な花 何という名前でしょうか。ひっそりとお出迎えしてくれます。 今回の文章は、八正道の「正思惟(しょうしゆい)」をテーマに、相手を心に浮かべ、深く考えることについて書いたものです。 ※ ※ 「法の…
本堂前のボタン。 ボタン お堂を荘厳してくれています。「ようこそお参りくださいました」と頭を垂れているかのようです。 今回の文章は、八正道の「正見(しょうけん)」をテーマに、正しく真実を見ることについて書いたものです。 ※ ※ 「法の水茎」56(201…
ボタンはやはり優雅です。 牡丹 白色のボタンは清楚な装いです。吸い込まれそうな気持ちになります。 今回の文章は、十善戒の「不邪見(ふじゃけん)」をテーマに、間違った考え方について書いたものです。 ※ ※ 「法の水茎」55(2017年1月記) 昨年は、東京…
金沢文庫での研究会に参加してきました。金沢文庫は横浜市にある日本最古の武家文庫です。 www.planet.pref.kanagawa.jp2016年(平成28年)8月には、金沢文庫が管理している総計2万点余りにおよぶ「称名寺聖教・金沢文庫文書」が国宝に指定されました。この…
素朴で丈夫な花です。 シャガ シャガの学名は、Iris japonica(アイリス・ジャポニカ)。でもなぜか、中国原産の帰化植物だそうです。お寺のような木陰の多い庭が、お好みのようですね。 今回の文章は、十善戒の「不瞋恚(ふしんに)」をテーマに、怒りの火…
集団で小花を咲かせています。 コデマリ その名の通り可愛らしい手まりのようです。八重咲きのヤエコデマリも優雅です。今回の文章は、十善戒の「不慳貪(ふけんどん)」をテーマに、我欲を離れて思いやりの心を持つことについて書いたものです。 ※ ※ 「法の…
この陽気で、花々がいっせいに咲きそろいました。 ボタン 光背のように咲く紫のボタンに、仏さまもうれしそうに微笑んでいます。 今回の文章は、十善戒の「不両舌(ふりょうぜつ)」をテーマに、二枚舌の言動について書いたものです。 ※ ※ 「法の水茎」52(2…
ハナニラの花もキレイです。 ハナニラ(花韮) 原産地はアルゼンチン。明治時代に観賞用として導入されたそうです。花の色は青の他にも白や薄紫、ピンクなど、いろいろ楽しめるのが良いですね。 今回の文章は、十善戒の「不悪口(ふあっく)」をテーマに、言…