新年の年始回りも一段落しました。 お檀家の皆さま、ありがとうございました。本年のご健康とご多幸を心よりお祈りいたします。『高尾山報』「法の水茎」は、今回から「無財の七施」をテーマとして書いてみようと思います。最初は「眼施」。慈しみの眼や、胸…
謹んで新年の御挨拶を申し上げます。令和の御世も4年目となりました。 元日は風の強い一日でしたが、心なしか春の日差しを感じます。昨年よりは新型コロナウィルスも落ち着いているようですが、まだまだ予断を許さない状況でもあります。皆様におかれまして…
年の瀬も押し迫って参りました。 いろいろと慌ただしくしておりますが、一夜飾りにはならないよう、明日は竹を切って門松を立てたいと思います。 いちや‐かざり【一夜飾り】門松などを大晦日(おおみそか)に飾りつけること。年神(としがみ)に対して誠意に…
冬至を迎えました。柚子もたわわに実っています。 今日の主役ですね。御利益にあずかって身体を温め、この冬を乗り切りたいと思います。 新年を前にして片付けをしながら、古い文書を取り出してみました。 「普濟寺本尊再建御施主名前帳」「文政三年(1820)十…
冷え込みの厳しい朝。気温も氷点下まで下がりました。 庫裏の前にはバラが一輪咲いていました。まるで霜柱に負けまいと、白色を競っているかのようです。今年最後の『高尾山報』「法の水茎」です。これまで書き進めてきた「道」をテーマとする文章も、今月号…
12月8日は、お釈迦さまが悟りを開かれた成道(じょうどう)の日です。ご恩に感謝して、朝から手を合わせました。 師走の庭に目を移せば、色づいた紅葉が一本だけ残っていました。これから落ち葉の後片付けをしながら、秋の名残を楽しみたいと思います。先日…
先週のお寺です。イチョウもモミジも葉を落としました。 枝が軽くなったので、今年度のお寺の事業計画に入っていたイチョウの刈り込みを行いました。前回の剪定は2009年なので、もう12年になります。まずは、梯子を掛けます。 上に登っての作業(もちろん私…
雨上がりの一日。参道に季節外れの花が咲いていました。 初夏の花。ホタルブクロがうつむいていました。『武蔵野文学』第69集(武蔵野書院、2021/11/30)が届きました。 (武蔵野書院ブログより) fd10.blog.fc2.com 『法の水茎』(武蔵野書院、2021/03/11)…
雨の一日。こちらは昨日の色づいた木々です。 嵐の後も残っているでしょうか……今週末は、落ち葉の後片付けに追われそうです。前から気づいてはいたのですが、本堂内の柱と長押(なげし)との間に隙間が空いていました。 なげし【▽長▽押】日本建築で、柱から…
青空の下の紅葉。あえて逆光で撮ってみましたがいかがでしょうか。 本堂の周りも色づいています。 大きなイチョウもキレイに黄葉しました。風が吹く度にハラハラと舞っています。 ただ、今夜からの雨で多くは散ってしまうでしょうね。紅葉の見納めをしながら…
今日も穏やかな秋晴れの一日。 石段のイチョウとモミジも光り輝いています。先日御奉納いただいた四国八十八箇所霊場の額を本堂内に掲げました。 親子2代にわたる信仰の証。有り難いですね。(過去記事です) www.mizu-kuki.work 反対側にはもう一つの額。 …
朝晩の冷え込みに、紅葉も進んできました。 イチョウの黄色も鮮やかですね。この度、地元の念仏講「金枝4班 念仏保存会」様より掛け軸など一式をお預かりしました。 念仏講 ねんぶつこう念仏を唱えることを契機として結成されている講。普段は毎月、日を決め…
紅葉の見頃も終盤を迎えています。イチョウの落葉とともに目を落とせば、地表にも可愛らしい花が咲いていました。 間もなく落ち葉のじゅうたんに、隠れんぼしてしまうかもしれませんね。さて、今月の『高尾山報』「法の水茎」も「道」がテーマです。自然の営…
朝は冷えましたが、秋晴れの一日でした。 お墓からは遠くの山まで見渡せます。この度、参道の道が少し広がりました。道の右のほうの色が変わっている部分です。お分かりになりますでしょうか。 これで少し大きめの車でも通れるようになりました。庫裏の裏手…
気持ちの良い秋晴れが広がっています。お寺の紅葉も進んできました。 モミジ越しのイチョウです。キラキラ輝いていますね。こちらはお墓に向かう道。 キレイですね。お地蔵様も眺めていらっしゃるでしょうか。 永代供養塔への小道も艶やかなトンネルです。 …