雨の一日。
こちらは昨日の色づいた木々です。
嵐の後も残っているでしょうか……今週末は、落ち葉の後片付けに追われそうです。
前から気づいてはいたのですが、本堂内の柱と長押(なげし)との間に隙間が空いていました。
なげし【▽長▽押】
日本建築で、柱から柱へと水平に打ち付けた材。もとは柱を連結する構造材であったが、貫(ぬき)が用いられるようになってから装飾化した。取り付ける位置によって、地長押・腰長押・内法(うちのり)長押・蟻壁(ありかべ)長押・天井長押などがある。
『デジタル大辞泉』「長押」の項
こんな感じです。
下から持ち上げるとグラグラ。
どうやら柱が外側に少し傾いてしまったのが原因のようです。東日本大震災の影響かもしれません。
反対側から。
すぐに崩れ落ちるようなことはないそうですが、安心のため修理していただきました。
結果、このようになりました。
中を釘で留めてから、木材に近い色のボンドを流してくださったそうです。ぐらつきも無くなりました。
アドバンス栃木様にはたいへんお世話になりました。
建てられてから200年近い本堂なので、いろいろとガタが来てますね。これからも定期的にメンテナンスをしながら、大切に後世に伝えていきたいと思っています。
(以下は、本堂の棟札を調べた過去記事です)
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最後までお読みくださりありがとうございました。