坊さんブログ、水茎の跡。

小さなお寺の住職です。お寺の日常や仏教エッセーを書いてます。

イチョウの枝がスッキリしました!


先週のお寺です。
イチョウもモミジも葉を落としました。

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枝が軽くなったので、今年度のお寺の事業計画に入っていたイチョウの刈り込みを行いました。前回の剪定は2009年なので、もう12年になります。

まずは、梯子を掛けます。

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上に登っての作業(もちろん私ではありません)。

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総代さんや地元の方にお願いしました。

二日がかりで、きれいサッパリ。

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しばらく黄葉はお預けですが、イチョウは強いので、また元気な枝を伸ばしてくれるでしょう。

ちなみに、このイチョウは、大正4年(1915)3月吉日に奉納いただいたものです。お寺に来てから106年になります。

私が子供の頃に、このイチョウに雷が落ちたことがあります。幸い火事にはなりませんでしたが、家の中の電化製品は全て使えなくなりました。

あわせて、本堂と庫裏の間にある糸ヒバも見栄え良くしていただきました。

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いかがでしょうか。
こちらの糸ヒバは、昭和3年(1928)3月10日のご奉納です。93年になります。これからもお元気で、お寺を見守ってください。

イチョウ剪定の日は少し早起きをして、木の幹を撫でてみました。たいへんな手術をお疲れ様でした!


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最後までお読みくださりありがとうございました。