石段の寒紅梅も、ずいぶん色づいてきました。 参拝の方を温かく迎えています。明日は節分。立春ももうすぐですね。さて、昨年末に、隣接する照願寺跡地の土地が普濟寺に譲渡されました。(過去記事です) www.mizu-kuki.work その件について、この度『中外日…
石段下の梅のつぼみもふくらんできました。 遠くからでも、何となくつぼみの色づきが分かります。春はすぐそこまで来ていますね。本棚から40年前に出された調査報告書を出してみました。『葛城の生活と伝承―栃木県塩谷郡喜連川町葛城―』(武蔵大学日本民俗史…
本堂前の寄せ植え。 厳しい冷え込みに、ちょっと元気がないようです。なんとか冬を乗り切ってほしいです。間もなくの春を前に、地元では野焼きが行われました。 消防団の皆さまお疲れ様です!遠くからも炎がよく見えますね。バチバチと燃え上がる音も聞こえ…
朝から雨の一日。枝先のつぼみにも、たくさんの雫が寄り添っていました。 最近は乾燥していたので、良いお湿りになったのかもしれません。 お‐しめり【▽御湿り】時期・降雨量の適当な雨。乾燥した地面を湿らす程度に降る雨。『デジタル大辞泉』「御湿り」の…
曇り空の一日。ミツマタの小花が可愛らしく咲いています。 みつまたの花雪片の飛べる中(山口青邨) せっ‐ぺん【雪片】雪のひとひら。雪の結晶体が互いにいくつか付着して、ある大きさになったもの。『デジタル大辞泉』「雪片」の項 牡丹雪ならぬ、みつまた…
小寒を過ぎて、少しずつ日が長くなってきたようです。今日は夕焼けがキレイでした。 先日、『和歌文学研究』第123号(2021/12/10)が届きました。 その「会員新著紹介」に『法の水茎』(武蔵野書院、2021/03/11)が掲載されました。研究書ではありませんが取…
新年の年始回りも一段落しました。 お檀家の皆さま、ありがとうございました。本年のご健康とご多幸を心よりお祈りいたします。『高尾山報』「法の水茎」は、今回から「無財の七施」をテーマとして書いてみようと思います。最初は「眼施」。慈しみの眼や、胸…
謹んで新年の御挨拶を申し上げます。令和の御世も4年目となりました。 元日は風の強い一日でしたが、心なしか春の日差しを感じます。昨年よりは新型コロナウィルスも落ち着いているようですが、まだまだ予断を許さない状況でもあります。皆様におかれまして…
年の瀬も押し迫って参りました。 いろいろと慌ただしくしておりますが、一夜飾りにはならないよう、明日は竹を切って門松を立てたいと思います。 いちや‐かざり【一夜飾り】門松などを大晦日(おおみそか)に飾りつけること。年神(としがみ)に対して誠意に…
冬至を迎えました。柚子もたわわに実っています。 今日の主役ですね。御利益にあずかって身体を温め、この冬を乗り切りたいと思います。 新年を前にして片付けをしながら、古い文書を取り出してみました。 「普濟寺本尊再建御施主名前帳」「文政三年(1820)十…
冷え込みの厳しい朝。気温も氷点下まで下がりました。 庫裏の前にはバラが一輪咲いていました。まるで霜柱に負けまいと、白色を競っているかのようです。今年最後の『高尾山報』「法の水茎」です。これまで書き進めてきた「道」をテーマとする文章も、今月号…
12月8日は、お釈迦さまが悟りを開かれた成道(じょうどう)の日です。ご恩に感謝して、朝から手を合わせました。 師走の庭に目を移せば、色づいた紅葉が一本だけ残っていました。これから落ち葉の後片付けをしながら、秋の名残を楽しみたいと思います。先日…
先週のお寺です。イチョウもモミジも葉を落としました。 枝が軽くなったので、今年度のお寺の事業計画に入っていたイチョウの刈り込みを行いました。前回の剪定は2009年なので、もう12年になります。まずは、梯子を掛けます。 上に登っての作業(もちろん私…
雨上がりの一日。参道に季節外れの花が咲いていました。 初夏の花。ホタルブクロがうつむいていました。『武蔵野文学』第69集(武蔵野書院、2021/11/30)が届きました。 (武蔵野書院ブログより) fd10.blog.fc2.com 『法の水茎』(武蔵野書院、2021/03/11)…
雨の一日。こちらは昨日の色づいた木々です。 嵐の後も残っているでしょうか……今週末は、落ち葉の後片付けに追われそうです。前から気づいてはいたのですが、本堂内の柱と長押(なげし)との間に隙間が空いていました。 なげし【▽長▽押】日本建築で、柱から…