坊さんブログ、水茎の跡。

小さな寺院の住職です。お寺の日常や仏教エッセーを書いてます。普濟寺(普済寺/栃木県さくら市)住職。

「鎌倉期の密教文学」(智山勧学会『会報』57、2021/03/31)に掲載されました。

桔梗が雨に濡れています。 つぼみも多いので、これからますます咲いてきますね。 さて、昨年秋に「鎌倉期の密教文学」と題する講演会をしました(令和2年度 第43回 智山談話会)。こちらは過去の関連記事です。 www.mizu-kuki.work 当日の様子です。会場は別…

本堂にお供えいただいた花々🌼

本堂前に咲くシモツケの花。 バラ科の落葉低木です。この植物の名前は、最初に下野 (しもつけ) (栃木県)で発見されたことから名づけられたそうですね。ここ数日、お寺でいくつかのご供養がありました。本堂内にはたくさんの生花が飾られています。ご本尊…

墓地の竹切り

紫陽花が見頃を迎えています。 やはり梅雨時期が似合うお花ですね。境内には何種類かの紫陽花が植えられていています。こちらは2年前に投稿したものです(ホトカミより)。 hotokami.jp 今年も墓地の道沿いに白い紫陽花が咲いていました。 キレイですが、側…

『中外日報』(2021/06/16)10面に掲載されました!~ 普濟寺の永代供養塔 ~

リンドウの花をおあげいただきました。 紫陽花とのコラボが新鮮ですね!玄関先が華やいでいます。先日開眼供養をした普濟寺の永代供養塔。 (こちらは過去記事です) www.mizu-kuki.work 『中外日報』(2021/06/16)10面に掲載されました! 『中外日報』は18…

「道」のお話⑧~ 出家の道、本当の居場所を求めて ~ 「法の水茎」108

百合の花をおあげいただきました。 十一面観音菩薩様もお花に囲まれて、静かに微笑まれています。今月の『高尾山報』「法の水茎」も「道」がテーマです。とこしえの教えを求めて、居心地の良い宮殿をから外に出た、お釈迦様のいとこの出家話について書いてみ…

墓地の草刈りをしていただきました。

どなたかがお参りくださったような気がして、山門の方に歩いて行くと、石段の上に黒い物体が... お客さんの正体は、いつもの黒猫でした。木陰で涼んでいたんですね。近づくと石灯籠のほうへ。 お邪魔しました。いつも通りの、のんびりとした時間が流れていま…

写経の方がお見えになりました~ お世話になった方々へ感謝の思いを乗せて ~

今日で春の『徒然草』講座が一段落となりました。 (過去記事です) www.mizu-kuki.work 今回は定員15名に制限しての開講でしたが、キャンセル待ちが出るほどの申し込みをいただきました。皆さま熱心にご参加くださり有り難く思いました。秋講座は10月頃にな…

十九夜堂の連名簿

ホタルブクロが咲きました。 雨に濡れて重そうですね。参道を入ると「普済寺 入口」という小僧さんの看板があります。もう何十年も前からあるものです。この度その右側のミラーの下に「普濟寺 右にお進み下さい → 」という看板を取り付けました。 時折まっす…

錦鯉の御奉納

睡蓮がキレイに咲いています。 これから夏に向かって、次々と咲き出すでしょうね。 時々葉っぱにカエルが乗っているときもありますよ。ぜひ多くの方にご覧いただければと思います。先日、永代供養塔の開眼法要を営みました。こちらは 開眼法要の過去記事です…

永代供養塔の開眼法要を行いました。

令和3年(2021)5月25日。大安の日に合わせて、普濟寺永代供養塔の開眼法要を行いました。前日からたくさんの生花が届いて、一足お先に蝶が飛び交っていました。 キレイですね!珍しい洋花も入っていました。供養塔の軒裏と言うのでしょうか、花々が写り込ん…

武蔵野書院『Book Guide』が届きました!

雨の一日。もう梅雨入りしたかのようです。 睡蓮にも降り注いでいます。日に日に葉っぱの緑が濃くなっているます。武蔵野書院『Book Guide』が届きました(2021(令和3年)early summer)。 『法の水茎』も紹介してくださいました。ありがとうございます✨ あ…

『月刊住職』(興山舎)5月号に掲載されました!

花々も雨に濡れています。 もう梅雨に入ったかのようですね。辺り一面、雨に煙っています。『法の水茎』の紹介が、『月刊住職』(興山舎)5月号に掲載されました。ありがとうございます! 『月刊住職』は、1974年創刊の住職・寺族のための実用実務月刊報道誌…

「道」のお話⑦~ 夏山の参詣路、和歌によって結ばれた心の道のり ~ 「法の水茎」107

近畿東海地方が一足お先に梅雨入りしました。関東も間もなくですね。例年よりも季節が早く進んでいるようです。 牡丹の季節も終わりを迎えようとしています。これからは雨の似合う植物がいっせいに咲き出してくるでしょう。さて、今月の『高尾山報』「法の水…

屋根の修理をお願いしました。

初夏を感じる一日。アイリスでしょうか。風に揺れていました。 花言葉は「恋のメッセージ」。アイリスの名は、虹の女神イーリスに由来するそうです。聖なる花ですね。今日から庫裏の屋根修理が始まりました。 く‐り【庫裏/庫×裡】1 寺院で、食事を調える建…

こどもの日に亡き母を想う ~ 「五十周年記念誌」 ~

本堂前の白い牡丹。 ひっそりと静まりかえった早朝の庭に、大輪の花をいくつも咲かせています。今が見頃ですね。亡き母が「お寺を牡丹の花でいっぱいにしたい」と話していたのを思い出します。GW中に、一つの冊子が届きました。令和2年度 栃木北部教区寺庭婦…