坊さんブログ、水茎の跡。

小さな寺院の住職です。お寺の日常や仏教エッセーを書いてます。普濟寺(普済寺/栃木県さくら市)住職。

十九夜堂の連名簿

ホタルブクロが咲きました。

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雨に濡れて重そうですね。

参道を入ると「普済寺 入口」という小僧さんの看板があります。
もう何十年も前からあるものです。

この度その右側のミラーの下に「普濟寺 右にお進み下さい → 」という看板を取り付けました。

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時折まっすぐ進んではUターンという車を見かけましたが...気づいてくださるでしょうか。

右折の角には、如意輪観音を祀ったお堂と、六地蔵さまが並んでいます。

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この観音堂は、この地域の女性の信仰によって建立されたものです。

 
(過去記事①)

www.mizu-kuki.work

 (過去記事②)

www.mizu-kuki.work

 (過去記事③)

www.mizu-kuki.work

 

このお堂の脇に板があり、建物を補強しているものかと思っていましたが、よく見ると墨で文字が書いてありました。

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右側に「十九夜堂建築寄□」と見えます。お堂の正式名称は「十九夜堂」なんですね。
以下「一金壹円五十銭也」とあって、寄付者の氏名(おそらく女性)と寄付金額が列挙されています。

中の如意輪観音の石仏が万延元年十月(1860年10月)に作られたものなので、おそらくその頃の連名簿かと思われます。

経年劣化により、ほとんどの文字が見えなくなっていますが、復元する方法はあるのでしょうか。調べてみたいと思います。

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最後までお読みくださりありがとうございました。