坊さんブログ、水茎の跡。

小さな寺院の住職です。お寺の日常や仏教エッセーを書いてます。普濟寺(普済寺/栃木県さくら市)住職。

棚経に参ります。


お盆を迎えて、朝早くからお墓掃除の方をお見かけします。

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涼しいうちのお迎えでしょうか。
今日も暑い一日になりそうですね。

私のほうは、お盆期間は「棚経」に参ります。

 

棚経 たなぎょう
7月(または8月)13日から15日の盂蘭盆(うらぼん)のとき、僧侶(そうりょ)が寺院所属の檀家(だんか)に赴き、亡き人の霊を祀(まつ)った精霊棚(しょうりょうだな)の前で読経(どきょう)すること。
『日本大百科全書』「棚経」の項

 

一軒一軒お伺いして、ご先祖様をご供養いたします。
13日は初盆のお宅、14・15日にお檀家さんを廻ります(廻りきらなかった場合は、来月のお彼岸の時期に参ります)。

※ 今年は、このご時世からマスクを着用し、お仏壇前には上がらずに、玄関先の外で読経させていただきますことお許しください。

また、あわせて私の一言文章と、『高尾山報』のほうもお配りさせていただきます。
私が執筆している「法の水茎」もお読みいただけますと幸いです。

 
(7月号)

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(8月号)

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お檀家さんとの距離が少しでも縮まればとの思いから、毎月の全ての号をお配りしてきました。もう9年目になります。

お盆は熱中症に注意ししつつ、ご先祖様との穏やかな時をお過ごしください。

「お静かなお盆さんを」
 

www.mizu-kuki.work

 

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最後までお読みくださりありがとうございました。