昨日7日に立秋を迎えました。
残暑厳しい中ですが、心なしか朝夕に秋の風を感じます。
庭にはかつて両親が植えたキウイが今年も実を付けています。
今日8月8日は亡き父の誕生日。
朝起きて「おめでとう」と言っていた日々を思い出します。
立秋前日の6日には、恒例の施餓鬼会を行いました。
今年も縮小開催です。
総代・世話人の皆さま。
法要のみで、ご法話も御斎(食事)も行いません。
ご助法の僧侶の皆さまも最小限となりました。
ということで、私が半鐘(三通三下)を打ちます。
集会鐘 しゅえしょう
〈しゅえのかね〉ともいう。仏教儀式の用語。集会とは儀式に先立って僧侶らが所定の場所に集合することをいい,集会鐘はそれを報ずるために喚鐘(かんしよう)(半鐘,小鐘)が打たれることを指す。喚鐘の打ち方は宗派によって異なるが,たとえば真言宗では〈三通三下(さんつうさんげ)〉といい,初めゆっくりと強く数回打ち,しだいに速く弱くしていくことを3回反復し,最後に大きく3度打ち鳴らす奏法を用いる。
『世界大百科事典』「集会鐘」の項
ご本堂に移動です。
比較的過ごしやすい日だったので、扇風機でも涼しく感じられました。
息子が撮った写真です。
ピンボケしてますね。
一緒に座るように言ったのですが、恥ずかしがってダメでした。
施餓鬼壇では、お檀家さんのお名前を読み上げて、ご先祖様を始め有縁無縁一切精霊を御供養いたしました。
合わせて6日は「広島原爆の日」でもあり、戦没者の慰霊や、東日本大震災追悼も行いました。
もうすぐお盆。ご先祖様も気持ちよくお帰りになってくださればと思います。
お檀家の皆さまには、今年もコロナ禍の中をお参りくださりありがとうございました。
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最後までお読みくださりありがとうございました。