坊さんブログ、水茎の跡。

小さなお寺の住職です。お寺の日常や仏教エッセーを書いてます。

新たな石段の建設 ~ 「清明」の日に合わせて ~


日に日にお庭が明るくなります。


本日は二十四節気の「清明」。
全てが生き生きと輝いていますね。草むらからは虫たちの鳴き声も聞こえてきました。

清明
二十四節気 (せっき) の一つ。太陽の黄経が15度に達したときで、暦のうえでは陰暦3月、春分ののち15日目、新暦の4月5、6日ころにあたる。「万物ここに至って皆潔斎 (けっさい) なり」といわれる季節である。琉球 (りゅうきゅう) (沖縄地方)ではこの日を清明祭といって墓参を行う。また関東以西の本土ではソメイヨシノの花盛りの時期にあたる。
『日本大百科全書』「清明」の項


この度、境内に新たな石段を建設することになりました。
永代供養塔近くの、この場所です。


反対側からの眺めです。


参道の石段から、永代供養塔へとつなぐ石段です。
今までは入口が境内墓地側からの一箇所のみでした。

本日の「清明」に合わせて、いよいよ着工の運びとなりました。
まずは永代供養塔の御前で、工事安全の読経をしました。


さっそく工事開始です。


あっという間に作業が進みます。
完成が楽しみですね。ずいぶん便利になると思います。

別件ですが、お墓裏山の伐採作業も始まりました。
鉄板を敷いて、こちらは大がかりです。


樹齢は80年以上の木々もあり、クレーンでつり上げての伐採もあるようです。


お墓にほうに倒れないように、念入りに作業が進められています。

できれば、寺跡に残されている3本の木も伐採していただければと思っているところです。

過去記事です。

www.mizu-kuki.work


境内整備に終わりはありませんね。
後世のために、できる限りのことをしていきたいと思っています。



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最後までお読みくださりありがとうございました。