梅の花盛りを迎えています。
ちょっと離れたところから撮ってみました。
香りもお寺いっぱいに広がっています。
さて、先日お伝えいたしましたとおり、来週土曜日(3月14日)に予定しております普濟寺恒例の春季大護摩祭は、ご参加くださる皆さまの健康を配慮して、私(住職)と総代・世話人さんのみで行うことと変更いたしました。
合わせまして、馬頭琴奏者セーンジャーさんによる奉納演奏のほうも中止とさせていただきます。何とぞご理解のほどお願い申し上げます。
私が記憶しているところでは、過去に一度だけ、大護摩祭を延期したことがあります。
それは、2011年(平成23年)3月11日に発生した東日本大震災によってのことでした。行事は次の日の12日に予定していましたが、お寺の瓦屋根も灯籠も崩れ落ちてしまって、延期を余儀なくされました。
その時の様子は過去の記事にも書きました。今でも変わらない震災への思いです。
今回は中止というわけではなく、規模縮小ということで、私と10名ほどの総代・世話人さんのみで行います。一時は私1人で執り行うことも考えましたが、やはり御参加をお願いすることにいたしました。
ごま
【護摩】《梵 homaの音写。焚焼(ふんしょう)・火祭りの意》密教で、不動明王や愛染(あいぜん)明王などの前に壇を築き、火炉(かろ)を設けてヌルデの木などを燃やして、煩悩(ぼんのう)を焼却し、併せて息災・降伏(ごうぶく)などを祈願する修法。
『デジタル大辞泉』「護摩」の項
ご祈祷いたしました御札は、後ほどお渡しいたします。またこの度は、一般の方のご参加をご遠慮しているため、郵送による御祈祷の申し込みもお受けいたしております。お申し付けいただければと思います。
頂戴いたしました祈願料(冥加料)は、お寺の護持運営に使わせていただきます。
この大護摩祭は、御本尊大日如来さまではなく、池の上の薬師堂に安置されております薬師如来さまを御本尊として執り行うものです。
御護摩の炎によって、皆さまの家内安全、身体健全、商売繁盛、当病平癒、交通安全、学業成就、厄除などを諸願を御祈願いたします。
たいへんな時期ではありますが、皆さまともに頑張りましょう!
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最後までお読みくださりありがとうございました。