坊さんブログ、水茎の跡。

小さな寺院の住職です。お寺の日常や仏教エッセーを書いてます。普濟寺(普済寺/栃木県さくら市)住職。

普濟寺第23世宥玄法印


秋晴れの空に赤い花が映えます。


お地蔵さまの近くにも。


晩秋の境内を彩っています。

先日、普濟寺の住職を務められた方の御子孫様がお参りくださいました。

お話を伺うと、ご実家のお墓に「普濟寺中興宥玄和尚」と刻まれていたところから、このお寺に辿り着かれたとのこと。

こちらが、お墓のお写真です。


家紋の下に3名のお名前が見えます。
右側に刻まれている方。「普済寺」というお寺は全国に見られますが、ここでは「済」ではなく「濟」とあるところに目が留まりました。

さっそく御本堂に安置されている歴代住職の位牌を調べてみると、見つかりました。

「権大僧都宥玄 本不生位」

明治6年6月14日に示寂なされています。

お寺の記録にも、


と記されていて、普濟寺の第23世であったと分かりました。明治6年(1873)に亡くなられていますが、現本堂は天保7年(1836)に建立されていますので、宥玄御住職の頃は真新しい建物だったでしょう。

御子孫様は現在は群馬県にお住まいとのこと。150年以上の時を経て繋がったご先祖様との不思議な出会いに、私も有り難い気持ちになりました。




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