坊さんブログ、水茎の跡。

小さな寺院の住職です。お寺の日常や仏教エッセーを書いてます。普濟寺(普済寺/栃木県さくら市)住職。

台風19号の爪痕

大型の台風19号による暴風雨。

深夜のエリアメールで、近くを流れる江川が氾濫したことを知りました。

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さくら市からのエリアメール

すぐには避難できなかったので、少しでも裏山から遠い部屋で眠ることにしました。
ただ、崖崩れなども心配でなかなか寝付けませんでした。

朝を迎えて川の方を確認してみると、一面が水田のようになっていました。ビニールハウスも崩れていて、眺めが一変しています。

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川にかかる寺前橋は、数年前に直したばかりだったので、道まで浸かることはありませんでした。ただ、時間を追うごとに氾濫の水量が増えているように見えます。田んぼに勢いよく流れ出していて心配です。

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氾濫

奥が川です。こちら側の田んぼに流れ込んでいます。

お寺のほうは、山から出る水によって池の水が溢れてしまいました。地割れもおこしていて、もう少し降っていたら、土留めが崩れ落ちていたかもしれません。

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その他、倒木などがなかったのは不幸中の幸いでしょうか。先日、枯れた杉の大木を伐採しておいて良かったと思っています。

今も勢いよく溢れ出している山水が落ち着いたら、少しずつ修復に取り掛かります。

いろいろとお気遣いくださった皆様、本当にありがとうございました。

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最後までお読みくださりありがとうございました。