今日は近くのお寺で行われた御影供(みえく)という法要に出仕しました。
御影供
みえいく
「みえく」ともいう。広い意味では像の掛軸をかけて供養する法会(ほうえ)をいうが、普通は真言(しんごん)宗の宗祖弘法大師(こうぼうだいし)(空海)の御影を奉安してその報恩謝徳のために修する法会のこと。毎月21日に修するのを単に御影供といい、弘法大師の御入定日(ごにゅうじょうび)である3月21日に修するものをとくに正(しょう)御影供とよぶ。910年(延喜10)、東寺の観賢(かんけん)が東寺灌頂(かんじょう)院で修したのがその初めとされている。
引用元『日本大百科全書』「御影供」の項
御影供は、弘法大師空海(774~835)の入定日(亡くなられた日)に合わせた法会です。
3月下旬はお彼岸と重なることから、このお寺では1ヶ月遅れで行われます。季節も穏やかで良いですね。
法要の後は奉納演奏が行われました。
今年は馬頭琴(ばとうきん)というモンゴルの楽器の演奏でした。演奏家の、セーンジャーさんの演奏を聴衆の1人として聴かせていただきました。初めての経験でしたが、深い音色が胸に響きました。
その後は日本舞踊が舞われました。
日舞、花柳喜乃亜紀さんの舞です。力強い動きに、厳粛な時が流れました。
法要では、御影供とともに檀家の皆さまのご先祖様や、戦没者各々霊位の御供養も営まれました。
今年もたいへん有り難い1日を過ごさせていただきました。
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