坊さんブログ、水茎の跡。

小さなお寺の住職です。お寺の日常や仏教エッセーを書いてます。

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お位牌(白木)の話

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今朝は霜が降りました。

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水道も凍ってしまいました。
まだまだ冷え込みが厳しいですね。

さて、お位牌の話をしたいと思います。

【位牌】いはい
死者の戒名・法名などを記した木の札。禅僧によって中国からもたらされ、江戸時代に一般化した。
『デジタル大辞泉』「位牌」の項


お位牌にはいくつかの種類があって、お葬式の時には2つの白木の位牌が用意されます。
例えばこのようなものです。

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しら‐き【白木】
1 皮をはぎ、削っただけで、何も塗ってない木。「―の柱」
『デジタル大辞泉』「白木」の項

 

大きさが違いますね。どちらも白木の「仮位牌」です。
右側の小さい方は墓地へ、左側の大きい方はお仏壇に安置します。

小さい「野位牌」は、昔は墓地の前に置いたままにして自然に朽ちていきました。ただ最近は土葬ではないので、腐ることもなく、風が吹けば倒れたり飛んで行ってしまったり、、、そこでお骨と一緒にお墓の中に収める場合もあります。

大きい方の「仮位牌」は、四十九日を目安に漆塗や金箔塗の「本位牌」(内位牌)に換える方が多いようです。一区切りでもあり、亡くなられたご先祖様への追善の意味もあるのでしょう。

例えばこのようなものです。

 

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今は種類も豊富です。
ご自宅のお仏壇に合わせで、大きさやデザインも選ぶことができます。

他にも、お寺ではご本尊様の両脇に「寺位牌」を安置しています。読経(勤行)の度に、お檀家様のご先祖様をご供養いたしております。


     ※      ※

最後までお読みくださりありがとうございました。

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