坊さんブログ、水茎の跡。

小さなお寺の住職です。お寺の日常や仏教エッセーを書いてます。

『宗報』(令和4年3月号)に『法の水茎』の紹介が掲載されました!


日に日に春めいてきました。
手水舎近くに咲くスイセンです。

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陽射しを浴びて気持ちよさそうですね。

 

昨日、真言宗智山派の機関誌『宗報』(令和4年3月号 No.858)が届きました。

表紙です。

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31ページの「図書紹介」のコーナーで『法の水茎』が掲載されました!

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この度は誠にありがとうございます。

東日本大震災発生10年目の日に合わせて刊行した『法の水茎』。今年も間もなく11年目がめぐってきます。この「図書紹介」が3月号に掲載されたのも巡り合わせでしょうか。震災の記憶や教訓を後世に伝えていかなければと思います。

「図書紹介」では、文学から仏教に分け入る方向性とともに、一介の僧侶として、一人の人間としての立場から、現代に生きる文学作品という面にも触れてくださいました。末尾の、小鳥のさえずりが「仏の説法のように聞こえて」きたとのお言葉は、長年にわたって「心一境」の教えを実践なされてきたからこその気付きでもあるのでしょうか。私も、これまで以上に「一期一会」を大切にして日々を歩んでいきたいと思いました。ありがとうございました。



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最後までお読みくださりありがとうございました。