穏やかな一日。
しだれ桜が風に揺れています。
桜は盛りを過ぎました。
風が吹かなくても一枚一枚、花びらが散って、次の季節の花々の上に静かに舞い落ちています。
季節柄でしょうか。
人形供養の依頼がありました。
民間の例としては,2月と12月の8日に針仕事を休み折れた針や錆びた針を豆腐にさし,あるいは蘇鉄の根元に埋めてその霊を供養する針供養をはじめ人形供養,茶筅(ちやせん)供養など供養の対象が無生物にまで及んでいる。あらゆるものに生命を認める仏教思想からの展開である。
『世界大百科事典』「供養」の項
雛人形や五月人形が持ち込まれました。
その中の一つです。
立派ですね。新品同様です。
お寺には、無事に成長されたお子さんも一緒にお参りくださいました。健やかな成長を見守ってきた人形に、皆さんで手を合わせていただきました。
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最後までお読みくださりありがとうございました。