境内のレンギョウが、満開の桜に負けじと咲き誇っています。
黄色が鮮やかですね。そろそろ緑色の葉も芽吹いてくるでしょうか。
いよいよ、お寺の永代供養塔の完成が近づいてきました。
過去記事です。計画を立て始めたのは一昨年になるんですね。
こちらも過去記事です。昨年の10月に聖地をしていただきました。
今はこういう状況です。
満開の桜の枝が降りかかっていて、とてもキレイです。
今日は、塔の上に擬宝珠(ぎぼし)を据える作業でした。
擬宝珠 ぎぼし
高欄 (こうらん) の親柱 (おやばしら) の頂部につく宝珠 (ほうしゅ) 形の装飾。頂部を削り整えたものや、青銅製または鉄製の金物をかぶせたものがある。宝珠、欠首 (かきくび) 、胴からなる。仏典では、宝珠は海底に住む竜王の頭から出現したもので、毒に侵されず火にも燃えない霊妙なものとし、それを擬したものが擬宝珠である。擬宝珠に金属製のものが多いのは、親柱頂部が雨水で腐朽するのを防ぐためにかぶせたからである。
『日本大百科全書(ニッポニカ)』「擬宝珠」の項
夕方には、きっちり乗りました。
全体が引き締まりましたね。
正面には、私の好きな四文字熟語「一念一礼」を入れました。
【一念一礼】いちねん‐いちらい
心に一度、念ずるとき、かならず一度、礼拝を伴うこと。念ずるごとに礼拝すること。
*地蔵霊験記 中・一四 「四十九変の色身にて、一念一礼の結縁を本として」
『例文 仏教語大辞典』「一念一礼」の項
文字は、高尾山薬王院前御貫首である大山隆玄御前様の御染筆です。
有り難いことです。
金文字にしてみました。
落款は朱色。陰刻と陽刻もきっちり彫ってくださいました。すごい技術ですね。
間もなくの完成が待ち遠しいです。4月中には開眼供養ができるでしょうか。
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最後までお読みくださりありがとうございました。