真っ白なコブシの花が青空に映えます。
さわさわと音を立てて、風になびいています。
お彼岸を過ぎて、色とりどりの花が咲き出してきました。
毎年、春と秋のお彼岸には、ご近所の数軒の檀家さんが、お米をお供えくださいます。
重箱いっぱいにお米(新米)を入れてお持ちくださるので、私がお盆に移し替えてお供えし、お経を唱えて手を合わせていただきます。
江戸時代から、もう何百年と続いている風習だそうです。
貴重なお米を、まずはご先祖様にお上げくださっているのでしょう。ご先祖様も、生前に自分で耕した田んぼのお米は嬉しいでしょうね。きっと美味しくいただいているでしょう。ご子孫と亡き人をつなぎ続ける有り難いお米です。
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