昨日は八王子市にある大本山髙尾山薬王院に行ってきました。
朝6時台の電車に乗って、3時間ほどで到着しました。
こちらは山門前の紅葉の様子です。
キレイですね!
実物は写真よりも色鮮やかです。まだまだ紅葉狩りを楽しめます。
亡き父から、私が住む「栃木の喜連川と髙尾山の山上は気候が似ている」と聞いていたのですが、今年は冷え込むのが遅かったのでしょうか。
この日髙尾山薬王院では、新しい御貫首様の入山式が執り行われました。
「入山式」と似た言葉に「晋山式」もあります。いずれ折を見て行われるのでしょう。
【晉山式】しんざん‐しき
僧侶があらたに一寺の住職となる儀式。
『日本国語大辞典』「晉山式」の項
大本堂前には、大きく「佐藤秀仁僧正入山式」と掲げられていました。
27年ぶりに代わられるとのことで、このような場に参加できるのはたいへん有り難いことです。
式次第です。
大本堂で厳かに行われました。お祝いの御法楽が胸に響きました。
今朝の新聞各紙にも掲載されています。
入山式に先立つ入山進列の様子も、ツイッターにもアップされています。
薬王院の貫首様が27年ぶりに代わられ、本日12/7に新貫首様の入山式が執り行われました。ふもとから薬王院まで入山進列があり、多くの人が見守る中、第三十三世貫首 佐藤秀仁僧正が入山されました。
— 高尾山マガジン(高尾山ファンサイト) (@MtTakaoMag) 2020年12月7日
観光や登山で注目される高尾山ですが、歴史ある霊山だということを改めて感じますね。#高尾山 #薬王院 pic.twitter.com/Cup5PIl6P7
新御貫首様とは同世代ではありますが、私のような者とは違って、長年髙尾山で修行を積まれている信仰に篤い方です。自然と頭が下がります。若い力で、新たな風を起こしてくださることでしょう。
かつて法務部にいらっしゃったときのインタビュー動画を見つけました。お山の魅力についても語られています。
いろいろと記念品も頂戴しました。
前御貫首からのお品もあります。
箱を開けてみると、木彫りの大天狗と小天狗(烏天狗)でした。
さっそく飾らせていただきます。
こちらは、帰り道で撮った見晴台からの眺めです。
昨日は雲一つない穏やかな一日でした。これも偏に、ご本尊、飯綱大権現様のご加護によるものですね。
髙尾山薬王院のますますのご隆盛を心より御祈念申し上げます。
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最後までお読みくださりありがとうございました。