お寺の裏庭のアジサイ。
人目につかなくても、キレイに咲いています。
アジサイの花言葉は「無常」。しっかりと目に焼きつけたいと思います。
今年も夏のお盆が近づいてきました。
初盆(新盆)のお宅に持参するお供え物が届きました。
天正年間創業の銀座「香十」のお線香です。手提げ袋もオシャレですね。
香/線香
盆の精霊棚に供える線香や蚊取り線香の香りは、日本の夏の情景を思い起こさせるもの。香には練り合わせて棒状にした線香、丸薬状の練香などさまざまな種類がある。白檀(びゃくだん)や伽羅(きゃら)などの香木を加えて、より香りがよくなるようにしたものもある。江戸時代には線香の燃焼時間で時を測り、禅寺では線香1本が燃え尽きるまでの時間約40分を座禅の時間の単位としたという。よい香りをかぐと、脳内にアルファ波やβエンドルフィンなどが出てリラックス効果があり、蒸し暑い夏には涼感を呼ぶ。
『平成ニッポン生活便利帳』「香/線香」の項
今年は白檀を選びました。仏さまとなって初めてお帰りになるご先祖様に、祈りのお香をお供えいただければと思います。
こちらが「香十」ホームページです。
お線香の他にも、匂袋(香袋)や室礼香など、いろいろな種類がありますね。
私は以前から「名私香」を愛用しています。
全8種類(伽羅・白檀・源氏の薫り・ローズ・ムスク・フローラルブーケ・モダンブーケ・ラベンダー)の香りから選べます(写真は香十HPより転載)。
私はいつも「白檀」を名刺に挟ませていますが、ほのかに漂う香りに心癒やされています。
香りが移った名刺をお渡しすると印象にも残りやすいようですね。相手と香りでもつながる、オススメのお品ものです。
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最後までお読みくださりありがとうございました。