坊さんブログ、水茎の跡。

小さなお寺の住職です。お寺の日常や仏教エッセーを書いてます。

お墓の開眼

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睡蓮もそろそろ終わりでしょうか。

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仲良し

仲良く並んで咲いています。
少し横からのぞいてみたら……

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かくれんぼ

見つからないように咲いていました。
かくれんぼでしょうか。

さて、先日、早朝からお墓の開眼(かいげん)を行いました。
お施主さんは、お寺のお地蔵様の前掛けを作ってくださっている女性の息子さんです。

開眼(かいげん)

(仏像の眼を開く意から)

(1)新しい仏像、仏画を作り、最後に目を入れて魂を迎え入れること。また、その供養の法会。一般の木像、画像、また新写の経典にもいい、転じて、一般的に物に魂をふき込むことをもいう。

『日本国語大辞典』「開眼」の項

 

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開眼前

開眼前は、墓石に白いサラシが巻かれています。
さまざまなものから、お墓を守ってくれています。

ちなみに、お墓へのアプローチや、周りに敷いた石などは、息子さんの手作りです。
亡きお父様のお姿を思い出しながら一つ一つ積み上げたとか……和洋折衷のような雰囲気ですね。これからも、少しずつ手を加えていくそうです。

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ラベンダー

植えられているのはラベンダーでしょうか。生長も楽しみです。
来年夏のお父様の命日の頃に、どのような香りを漂わせるでしょう。

人影もまばらになったその日の夕方、お墓参りの方がいました。見ると、その息子さんがラベンダーに水やりをしていました。お墓に命を吹き込んでいたのですね。

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最後までお読みくださりありがとうございました。